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ラオスはアジアで最貧国といわれています。ベトナム戦争や第二次世界大戦の多くの被害と悲しみを経て1975年「ラオス人民民主共和国」は誕生しました。

最近では近代化が進み経済が活発になってきている一方で、首都ビエンチャンと地方の格差は広がりを見せ、農村部の開発は取り残されており、一日一ドル以下の生活を余儀なくされている人たちがほとんどです。
教育の分野では、1998年に日本の教育基本法に相当する「全国民のための教育(Basic Education for All)」が決められ、公教育として学校建設や教育の充実の努力を続けていますが、各国のODAやNGOの支援が必要な状態が続いています。




 
ラオスでは小学校5年間が義務教育で、6~8歳くらいで入学します。学校不足により、数時間も歩いての通学を強いられている子供がいます。また学校に行く傍ら、家の手伝いや幼い兄弟の面倒をみなくてはならなかったり、数百円の授業料や文房具を買えなかったりとさまざまな過酷な状況の中で、落第したり学校をやめてしまったりして、卒業できる児童は約半分しかいません。 また、中学以降になると事態はより深刻です。中学3年、高校3年までが義務教育に定められていますが、中学に就学できる子供は約3割しかいないのです。(参考:世界子供白書2009)
学校数の不足も深刻で、現在5000校も不足していると言われています。既存の校舎は竹で作られ、床はデコボコで、雨風をしのげないものが多く、子どもたちが集中して学べる環境とはいえない状態です。

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